「1日5分やる」の効用 ― 積みゲー消化のための習慣化

エッセイ

皆さんこんにちは!

「1日5分やる」はすごい効果があります。

きっかけは、「積みゲー」の消化に悩んでいたことでした。

時間はいつも足りません。その中で、個人的な趣味は少しだけ優先順位が下がってしまいます。積みゲーが増えるのも仕方がないなあ、とは思っていました。

そんな折、しんぱちさんの記事に気になる内容を見つけました。

しんぱちさんこと、井上新八さんは、note記事やご著書の『続ける思考』にて、習慣化についての発信をなさっています。

しんぱちさんは、毎日15分間新作ゲームを遊ぶことを習慣にされているそうです。

この時の僕は、ゲームは毎日少しだけやればいいという考え方が新鮮なものに感じられました。

今回は、しんぱちさんのマネから始めた結果、「1日5分」の効果を実感した話をしたいと思います。

こういう人におすすめ

最初に、「1日5分」はこういう方に効果抜群です。

時間がなくて、趣味の時間がない。

趣味に対して腰が重い。

ついだらだらと動画やSNSを眺めてしまう。

気づいたら一時間過ぎていた!

まさに僕自身のことなのですが。

時間がないと思いつつも、低きに流れてしまうような方。あなたには「1日5分」が非常におすすめです。

ルール、とにかく毎日やる

しんぱちさんは、毎日15分プレイをしておられます。

僕はまず、1日5分でもいいから毎日プレイすることにしました。

疲れていたら、とりあえず起動するだけでもOK。「5分だけでいい」と思えば、何とかなります。しかし実際は、もともとのゲーム好きがあり、始めてしまえば惰性でプレイしつづけることができました。

1クエスト、1ステージだけ進める。

次の街に移動するだけ。

アイテムを取るだけ。

ボスと戦ってみて、情報を得るだけ。

などなど。

結局、毎日30分ぐらいは遊ぶことができました。

結果

「1日5分」習慣をはじめて、約4か月。

この間に二本のゲームをクリアして、プラチナトロフィーをとるまで遊びました。

今は『メタファー:リファンタジオ』を絶賛プレイ中です。

豊かな体験になる

そもそも、ゲームは体験してなんぼ!

僕は「ゲームの価値は体験してなんぼ!」と思っています。レビューも参考になりますが、結局自分でやってみてどう感じるのか。これはゲームに限った話ではないですね。

評判よりも、面白かったり、逆に自分には合わないことが分ったり。それこそが、自分だけの体験です。

何はともあれ、1日5分だけにしても、まったく触らないよりはましではないかと考えています。ゲームをクリアすることも大切ですが、目の前のハードルをひとつひとつ超えてくという体験は面白いです。

「できなかった」から、「今日はできた」へ

気になるゲームは数多あるものの、週末の「まとまった時間」を当てにしていると、プレイに間隔が空いてしまいます。そうなると、腰が重くなる。

それでも新作ゲームは続々と発売する。結果として、未クリアのゲームが積み上がっていく。

つまらないゲームだったら途中でやめてしまうのも自由です。でも、「面白い」と思っているのにクリアまで行けない。クリアしなければならないという義務感が出てきてしまう。こうなると、ストレスを感じ始める。

僕の頭の中では「クリアできなかった」という言葉が浮かんできます。

でも、1日5分だけでも触っていると、少し違いました。

クリアできるかどうか以前に、「今日もできた」「明日はここまでやろう」という考え方に変わりました。

「義務感」に物怖じすることもなくなる。まとまった時間がなくても大丈夫。

大変そう、難しいそうと腰が引けても、「とりあえず触ってみる」。

意外とクリアできてしまったりもします。

クリアできなかったとしても、対策を考えるのがこれまた楽しい。

ゲームが刺激的で重たい体験から、穏やかでリラックスした体験になるのを感じました。

そもそも、僕にとってのゲームってハードルを越えていくのが楽しいものであったはずです。それをしみじみと感じることができました。

1日5分でいいから毎日触ってみて!

5分だと難しいことがあるかもしれません。

例えば映画は5分ずつ鑑賞するというのは難しいそう。とりあえず、5秒だけ観てみて、気が乗ったら、気が済むまで観るとかはどうでしょうか。それぐらいなら、ストーリーにも影響がない、かも。

要は、時間にとらわれず、毎日触ることが大切。

「5分だけなら」。

そう思える方が触れる機会が増えます。毎日できる極小の単位を考えてみると、また楽しさが思い出せるかもしれないです。習慣化すれば、集中力が続かなくても、毎日確実に積み上がっていくことが強い。

参考文献

井上新八『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2023年

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