【クリア】『世界樹の迷宮HD REMASTER』親しみやすいデザインとオーソドックスな体験ができます。

皆さんこんにちは！

今回はタイトル通り『世界樹の迷宮』をクリアしたので、感想を書いています。

この記事で、どんなゲームなのか分かり、購入の際のご参考になれば幸いです。

総括として

ゲームにストーリー性を求める方には期待外れになる

一方で「３DダンジョンRPG」のとっつきにくさがなく、このジャンルが初めての方にもお勧め

もちろん、熟練者にも深層はなかなかの難易度では？

ゲーム体験として満足できるものなので、手に取ってみていただきたいです。

プレイ状況　
感想
1. ストーリーは薄味、プレイ体験は満足
2. 難易度について。とっつきやすいデザインと確かなハードルの達成感
攻略メモ
おわり

プレイ状況　

原作版『世界樹の迷宮』は２００７年にニンテンドーDSで発売されました。僕は少しだけ触れましたが、クリアはしていません。シリーズを通して、「名前だけ知っている」レベルと言えます。

今回はHDリマスター版の発売を機に、少しずつプレイしました。

ニンテンドースイッチ版。

難易度は「BASIC」。原作よりも少し簡単になった難易度です。最高難易度で、原作と同じレベルになります。

裏ボス撃破。

モンスター・アイテム図鑑は未完成。

感想

ストーリーは薄味、プレイ体験は満足

一言で言えば大満足な体験でした。面白かったです。

ストーリーは味付け程度だったかなと思います。第5階層で真相が明らかにされていきますが、予想の範囲内という印象です。そもそもが、本作はプレイ体験重視のゲームと言えるでしょう。

キャラクターは自分で作成します。職業・見た目・名前が選択可能です。職業はRPGらしく、攻撃役や守り役、魔法攻撃役、回復役などから最大5人のパーティーを編成します。

同じ攻撃役でも、スキルの振り方で様々な型があります。レベルが上がると、ポイントがもらえ、ポイントを使ってスキルを強化していきます。どのスキルが強いのか、パーティーとのバランスも考えながら、色々と試すのが醍醐味の一つです。

ダンジョンでは探索を進め、マップを埋めていきます。オートマッピングだと、踏破した床と壁は自動でマッピングされるのでテンポよく、テクテクと歩き回ることができました。マップの全容が明らかになっていく過程が楽しめます。

ストーリーは薄めでも、探索とパーティー編成がメインのゲームです。作業をしている感覚が好きな方には大変おすすめだと思います。黙々とレベル上げするのが好きだという方など、いつの間にか時間が過ぎていると思います。

難易度について。とっつきやすいデザインと確かなハードルの達成感

パーティー編成が重要ということで、序盤は手こずるかもしれません。バランスの良いパーティーでないと長い間ダンジョンに潜っていることができません。すぐに息切れして、全滅してしまうことも。

ただ、序盤さえ突破すればラスボスまではあまり苦労しません。おそらく、ラスボスまでがチュートリアルなのでしょう。本作だけでなく、世界樹の迷宮シリーズを通してのコツを理解することができます。

そしてラスボス後が本番です。マップの複雑さにしろ、雑魚戦にしろ、急に難しくなります。

マップは何度も同じところをぐるぐると回りながら、少しずつ完成を目指します。その道中の雑魚敵も強い。

そして、極めつけは裏ボスです。今までは、どのスキルが強いか試しながらも、進めることができました。それに最低限レベルさえ上げれば進めることができます。ただ、裏ボスでは対策を考えないといけない。僕は、裏ボスの行動パターンを記したカンニングペーパーを用意しました。それでも裏ボスを倒した達成感は強かったです。

「はあ～、やりきったぁ」と嘆息します。

キャラクターのスキル振り直しが行いやすかったため、諦めずにプレイすることができました。こういう達成感が好きな人にはおすすめできる作品です。

世界観のアートがかわいらしく、３DダンジョンRPGを初めてやってみようという方には手に取りやすいデザインです。そして序盤さえコツを掴めば楽しくプレイできます。入門～脱初級者ぐらいまでの導線になります。